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インド藍の種

インド藍の種

いつだったか友だちと手工芸展を訪れた時のことです。彼女があれっと振り返った方に目を向けると、雑草のように強い生命力の植物が小さい葉っぱをゆらしていたんです。おそらくひとりで歩いていたらきっと素通りしていたでしょうね。知っている人と一緒にいてほんとによかったです。

自宅の琉球藍と全く似てないなというのが第一印象です。そう、藍って種類によって全然姿が違うんですよね。何故でしょう、謎です。

あの日、わたしの手のひらにのった数粒が、赤くて可愛い花を咲かせてこんなにたくさんの種になるなんて(写真はほんの一部)、私たちの世界はまだまだ美しいです。藍は今日すべて刈り取って泥藍を仕込みました。育ちすぎてしまったものは色が薄くなると一般的には言われています。種をつける方に力が取られてしまうためです。いいんです、それでも試してみます。
この種をまずは周りの人たちに、そしてあなたにもお分けしたいです。

わたしの旅はまだまだ続きます。