
陳列棚
6月
18
緑色の綿の種
食べていると時々あるんです。どこをかじっても柔らかく赤ちゃんの食べ始めにあげるほど安心なはずなのに、思いがけず驚くほど固い小石のようなものにあたることが。普段は特に気にも留めない真ん中のつぶつぶ、あれが立派に育つとけっこうな大きさになるんですよ。そうです、バナナの種です。バナナは一度実をつけたらお役御免でゆっくりと木が枯れていくのですが、その頃にはそのすぐ横に次の木が育っています。土の中はしょうがのように株のようなのかなあ。次にまたあの固い種が入ったバナナに当たったら、植木鉢で育ててみましょうかね。自然の仕組みがあるのでしょうけど、バナナと花が同時に木についていることもあり、わたしにはとても謎多き植物です。あ、ほんとは謎じゃないのかもしれません。今日日ちょちょっと調べたら何でも出てきますからね。でも、自分の頭の中では今のところまだ謎のままにしておきます。
2 min read
4月
24
インド藍の種
いつだったか友だちと手工芸展を訪れた時のことです。彼女があれっと振り返った方に目を向けると、雑草のように強い生命力の植物が小さい葉っぱをゆらしていたんです。おそらくひとりで歩いていたらきっと素通りしていたでしょうね。知っている人と一緒にいてほんとによかったです。
自宅の琉球藍と全く似てないなというのが第一印象です。そう、藍って種類によって全然姿が違うんですよね。何故でしょう、謎です。
あの日、わたしの手のひらにのった数粒が、赤くて可愛い花を咲かせてこんなにたくさんの種になるなんて(写真はほんの一部)、私たちの世界はまだまだ美しいです。藍は今日すべて刈り取って泥藍を仕込みました。育ちすぎてしまったものは色が薄くなると一般的には言われています。種をつける方に力が取られてしまうためです。いいんです、それでも試してみます。
1 min read
3月
15
玉ねぎの皮の太陽熱染め布
わたしは毎月染めものをしています。
いつもは自宅で花や葉を煮て染液を作っていますが
現在旅の途中で、少し長い滞在になるので初めて旅先での染めに挑戦しました。
まずは染め液を作ります。
準備しておいた玉ねぎの皮を小さいバケツへ入れて、そこに水を並々注いで袋でふたをします。それを日向に2日ほど置いたままにしておくと、太陽の熱で濃い紅茶のような綺麗な色が抽出されました。
とてもいい予感がします。
さて、どんなふうに染めましょうか。
暑い暑い夏の太陽からもらった染め液ですので、絞り染めで丸い輪郭をだしてみましょうかね。ぬらしておいた布を輪ゴムでいくつかしばり、そっと染液へ入れます。布はすぐ浮いてきてしまうので玉ねぎの皮を布に覆いかぶさるようにして残しました。
このまままたバケツを日向に2日間置いたままにしておきます。
3 min read
3月
15
豆腐岩へようこそ!
ここに陳列されているものは
もしかしたら
お金以外の価値と交換することが出来るかもしれません。
価値を示すものは人それぞれ。
ある人にとっては、お庭で取れた果物。
ある人にとっては、野菜を育てるための知恵。
生ビールをごちそうしてくれる
素敵な音楽を聞かせてくれる
一晩泊めてくれる
戦争のことを話してくれる
栄養たっぷりのお食事を作ってくれる
お互いが納得すればどんなこと、どんなものでもかまいません。
小さい子でもお年寄りでも何かしら必ず持っているんです。
あるいはもっと違う価値。
わたしが挑戦したことをどうぞやってみてください。
あなたの方が何十倍もすごいものを作るかもしれません。
あなたの物語や熱で
1 min read